土地を決めて、請負契約を結ぶ工務店をが決まりました。
(前記事に載せてます!)
その工務店の標準仕様内容は、相見積もりをしている時から知っていましたが、
気密性・断熱性にはそれほど重きを置いておらず、数値の公表も特にしていませんでした。
いわゆるローコストな建物の仕様でした。
(ローコストにもいろいろあるとは思いますが・・)
まずは、自分たちの求める気密性・断熱性をはっきりさせ、
どこまで実現可能か、工務店と交渉することとなりました。
断熱性は大事
断熱性の説明はネット上にたくさんあるので、ここでは省かせてもらいます。
断熱性をあげることで、快適に健康的に、かつ省エネルギーで光熱費も抑えられるという、
いいことがいっぱいです。
(少し古い記事ですが、SUUMOさんがわかりやすかったです。)
冬の寒さが苦手な私たちは、「とにかく暖かい家」を求めていました。
冬の寒さや、夏の暑さを和らげてくれる「断熱性の高い家」は、
まさに、家に求める最低限のスペック。
断熱性の高い家にしたい!
断熱性は大事!
断熱性能を表す値→Ua値
断熱性能をはかる評価基準には、
「H28省エネ基準」「ZEH」「HEAT20」などがありますが、
順に、評価基準が厳しくなっています。
(単に断熱性能だけでなく、省エネ、創エネ等の観点も加味される)
そして、共通で使われる値に、Ua値があります。
Ua値→外皮平均熱貫流率
屋根(天井)、壁、床、窓、ドアなど=建物を包んでいる外皮から、
どれだけ熱が逃げていくかを平均で表した値です。
Ua値!
よくききますよね!
Ua値が低いほど、断熱性は高いといえます。
ちなみに、それぞれのUa値は以下の通りです。
「H28省エネ基準」
断熱等級4→0.87(2025年義務化)
断熱等級5→0.6 (2022年4月施行)=ZEH基準
断熱等級6→0.46(2022年10月施行)=HEAT20 G2基準
断熱等級7→0.26(2022年10月施行)=HEAT20 G3基準
※いずれも東京都のある地域区分6での値(地域によって基準の値がかわってきます。)
私たちの標準仕様は、断熱等級4だったので、
せめて、ZEH基準の等級5(Ua値0.6)を目指したいと思います!
最低でも断熱等級4→5!
実は、本当は「ZEH(ゼッチ)」の家にしたかったです。
「ZEH」は「ゼロエネルギーハウス」のことで、
断熱性能をあげて省エネするだけでなく、
創エネ、つまり太陽光発電をして、
自分たちが消費する分エネルギーも作っていこう、というものです。
「ZEH」には創エネ=太陽光発電が必要で、私たちにはその予算がありませんでした。
わたし的には、最初の方から太陽光プラス蓄電池に興味があったので、
できないとわかって残念でなりませんでした。
(大きな地震を経験したこともあって、備えておきたかった。)
でも、予算もないし、家庭用の蓄電池はまだ高価なものだし、これから先、
屋根を直す時など、何かのタイミングで導入したいと考えています。
さて!
私たちの家ですが、標準仕様で断熱等級4は満たしているとのこと。
工務店さんも、断熱等級最高の「4」には自信がある様子でしたが、
これからの省エネ時代の基準でいくと、
4は必要最低レベルになるので、せめて5にして欲しいと相談しました。
断熱性能をあげるには
断熱性能を上げるにはどうしたらいいのだろう。
言い方はよくないかもしれませんが、
手っ取り早い方法として、工務店さんに2つのことをお願いしました。
①断熱材を変更する。
②窓を変更する。
(③断熱方法を変更する、というのもありましたが、今回はできませんでした。)
①については、
等級5の基準を満たす断熱材に変更。
正しくは、断熱材の厚みを変更。
②については、
等級5の基準を満たすであろう窓に変更。
(断熱材、窓のスペックについて、また後日書きます!)
結果は・・・
現時点で、
私たちの家のUa値がどんな数字になるかは、まだわかっていません!
が、設計士さんによると、これまでの実績として、
Ua値0.8-0.7
C値3-4(高気密ではないですね汗)
とのことです。
その仕様よりも断熱材と窓をランクアップさせているので、
数値も、Ua値0.6に届くのではないかな・・・
できたら0.56のG1基準まで!
と少し期待しています。
結果がわかり次第追記していきたいと思います!
ここまで読んで下さり、ありがとうございました!